2008年05月07日
南山大学人間関係研究センター秋の公開講演会 2008年度
【秋の講演会 環境の世紀をいきるためにー
レイチェル・カーソンが遺したメッセージ】
レイチェル・カーソンが遺したメッセージ】
講師:上遠 恵子氏(レイチェル・カーソン日本協会理事長・エッセイスト)
日時:2008年 10月25日(土) 午後2時~4時
会場:南山大学 名古屋キャンパス D棟DB1教室
チラシ PDF
●概要
最近、“持続可能な発展(Sustainable Development)”ということば をしばしば耳にします。多くの人が危惧しているように人間が現在の ままの経済活動をつづけていればやがて資源は枯渇し、温暖化にとも なう現象、たとえば北極、南極、氷河の氷が融けるなどの待ったなし 状況が地球を覆っています。
こうした問題を遡って考えるとき、アメリカの海洋生物学者で作家の レイチェル・カーソンの「沈黙の春」という本に出会います。彼女は このなかで、農薬など化学物質の多用を告発していますが、ほんとう に言いたかったことは科学技術の発展にともなう人間の文明のあり方 で、このままでは持続不可能な社会になってしまうという警告でした。 また、カーソンは「センス オブ ワンダー」という作品のなかで自 然との共生、生命への畏敬の感覚の大切さを語っています。その感性 は自然界の美しさ、不思議さに眼を見はるだけでなく、人間社会のさ まざまな出来事にも感覚を鋭く働かせ、持続可能な社会をつくるため に求められる大切な感性なのです。
●講師プロフィール
上遠 恵子氏
1929年東京生まれ。東京薬科大学卒業、東京大学農学部農芸化学科研 究室勤務。学会誌編集者を経て現在レイチェル・カーソン日本協会理 事長。エッセイスト。 昆虫学者の父、田園育ちの母のもとで自然大好き人間になる。多摩川 の河原は今も昔も大切なフィールド。
1962年:レイチェル・カーソンの「沈黙の春」(Silent Spring)の原本 に出会い初めて化学物質による環境汚染について知る。科学者の眼と詩人の心を持つ彼女の生涯に憧れを抱く。
1970年:フランク・グレアム「サイレント・スプリングのゆくえ」(Si nce Silent Spring)を共訳した際にレイチェル・カーソンの生き方、 境遇などに親近感を覚える。以後、レイチェル・カーソン研究をライ フワークにする。
以来、自然の語り部であるレイチェル・カーソンの志を紹介し語り継 いでいる。著書には、「レイチェル・カーソンその生涯」(かもがわ出 版)、「いのちの樹の下で」(海拓舎)、「レイチェル・カーソンの世界 へ」(かもがわ出版)、その他、子ども向けのカーソンの伝記などがあ る。レイチェル・カーソンや環境教育に関わる訳書は、「海辺」(平凡 社)、「センス オブ ワンダー」(新潮社)、「潮風の下で」(宝島社)、 ジンジャー・ワズワース「レイチェル・カーソン ―『沈黙の春』で地 球の叫びを伝えた科学者」(偕成社)、ポール・ブルックス「自然保護 の夜明け」(新思索社)など。
2000年グループ現代の長編記録映画『センス オブ ワンダー』の制作 に参加、朗読者として出演した。
~ 参加費は無料となっておりますが、準備の都合上、ご参加の場合は下記までご連絡下さい。~
南山大学 人間関係研究センター 〒466-8673 名古屋市昭和区山里町18
TEL:052-832-5002
E-mail : ninkan-c@nanzan-u.ac.jp(@は全角を半角に変換ください)
FAX:052-832-3202 ・Homepage: http://www.nanzan-u.ac.jp/NINKAN/
※ Fax、E-mail の場合は「氏名」、「参加人数」、「連絡先(E-mail 又は電話番号)」をお知らせください。
【個人情報について】今回ご提供いただきます個人情報は、南山大学個人情報保護に関する規程に基づき、適正な利用と保護および必要な安全措置を講じて参ります。
1.講演会に必要な事務連絡、2.今後の本学公開講座ご案内(パンフレット送付等)、3.当日受付簿作成以外の目的には使用いたしません。
〔株式会社CSセンターHome〕
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